外装塗装は約10年に一度の頻度で塗り替える必要があるとされていますが、工事の際には様々なトラブルも起こります。
ここでは外壁塗装工事でよくあるトラブルについてご紹介します。
目次
仕上がりに関するトラブルについて
工事後に塗りもれ箇所を発見した、塗膜の表面にピンホールができた、塗りムラがひどいなど仕上がりに満足できないトラブルは非常に多く、これらは施工不良や手抜き工事の可能性が高いためほとんどのケースでは無償で修繕してもらえます。
しかし実際に家に塗った印象と自分が思い描いていた印象が異なる場合は施工自体に問題はないため、再度塗り替えるとしても全額自己負担となります。
料金や保証に関するトラブルについて
外壁塗装ではほとんどの場合足場を組み立てますが、契約させるために足場代金を無料と謳う業者もあります。
こういった業者には悪徳業者が多く、足場代金は請求されないが他の工程が相場よりも高い、無料と言っていたのに請求されているなどのトラブルが多くあります。
また保証内容があいまいな表現で記載されていることから無償で対応してもらえないケースもあります。
近隣住民とのトラブルについて
工事中の騒音がうるさい、塗料が飛来してきた、勝手に敷地内に入られた、歩いていたら道具が上から落ちてきたなど近隣住民とのトラブルも多くあります。
優良業者であれば工事前後の挨拶はもちろん作業中の挨拶や気配りもあることからトラブルになることは少ないですが、悪徳業者だと挨拶を省略したり配慮に欠けたりすることがあるためトラブルになりやすいとされています。
トラブルが起きた場合、塗装業者に直接相談できれば問題を解決するべく対応できますが、大手業者の場合は大手と下請けとの間で責任をなすり付け合うことがありスムーズに解決できず泣き寝入りすることになるケースもあります。
トラブルをスピーディーに解決するためにも業者の規模に関係なくアフターケアが明瞭で万全な塗装業者を選ぶことが大切です。